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布内です

投稿日:2014年04月24日

先日、フォーマットして設定も全部しなおしの際、EclipseでのAndroidアプリの実機デバッグの設定に躓いてしまったので、忘れないようにメモ書きします。
折角なので、調べながら書いていみます。

●端末の設定
まず、提供元不明のアプリのインストールを許可します。
端末によって多少は異なりますが、『設定』を開いて『アプリケーション』や『ロックとセキュリティ』辺りに項目があります。

次にUSBデバッグをオンにします。
同じく『設定』の『開発者向けオプション』や『開発』の項目にあります。

これで端末側の設定は完了です。

●Windows側の設定
SDKマネージャーからUSBドライバーをインストールします。

VIDとPIDを調べます
Android端末をUSB接続し、デバイスマネージャーから『ほかのデバイス』に認識されている端末のプロパティを開きます。
『詳細』にある『プロパティ』を『ハードウェアID』に選択。
USBVID_○○○&PID_□□□&~(以下略)
と表示されるので○○○と□□□がVIDとPIDです。

インストールしたUSBドライバーinfファイルを編集します。
SDKをインストールしたフォルダ内のextrasgoogleusb_driver内にある『android_winusb.inf』をテキストエディタ(メモ帳で可)で開きます。
infファイルは[]で囲まれた名前をセクション名、次のセクション名までをセクションとするそうです。
Google.NTx86セクションは32bit環境向け、Google.NTamd64セクションは64bit環境向けらしいのですが、OS問わず両方のセクションに書き加えるのが無難だそうです。

%SingleAdbInterface% = USB_Install, USBVID_○○○&PID_□□□

%CompositeAdbInterface% = USB_Install, USBVID_○○○&PID_□□□&MI_01

これを両方のセクションに記入し、保存します。

ドライバーの更新
デバイスマネージャーに戻ってドライバーの更新を選択します。
コンピューターを参照してドライバーを検索しますを選択し、編集したinfファイルがあるフォルダを指定します。
ドライバーの発行元を検証できませんという警告が表示されますが、インストールして大丈夫です。

以上で完了です。

●補足
実は、今回躓いたのは上記ではないので、その部分を補足として記載します。
Windows 8はGoogle USB Driveはデジタル署名がされず、上記方法だけではドライバーがインストールできません。
(Windows 7までは警告が表示されるだけでインストールできるそうです。)
なので、以下の手順が必要になります。

『設定』→『PC設定の変更』『PCの起動をカスタマイズする』

の順に選択し、再起動。
再起動後は
『トラブルシューティング』→『詳細設定』→『Windowsのスタートアップ設定』

『7)ドライバー署名の強制を無効にする』を選択(数字の7またはF7キー)

Windows 8が起動したら、上記Windows側の設定の手順でGoogle USB Driverをインストールする。

因みに、署名無効状態は再起動で解除されます

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