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思いやり

投稿日:2016年10月27日

こんにちは、ワタです。
ある事がきっかけで、ふと「思いやり」という言葉を、辞書で調べてみました。
「思い遣り」
他人の身の上や心情に心を配ること。また、その気持ち。その人の身になって考えること。察して気遣うこと。同情。分別。遠くから思うこと。想像。推察。思いめぐらすこと。思慮。考え。
と書かれています。
英語だと、
1compassion
2empathy
3thoughtful consideration to others
compassion, empathyは、やや「同情」に近い訳語となりますが、日本的な、相手を思いやる気持ち、というニュアンスでは、3番目の英訳が近い訳となるそうです。

チューリップの花言葉は『おもいやり』です。
花も葉もシンプルで美しく、明るく陽気なイメージのチューリップは世界中で人気のある花で、皆さんも小学生の頃に球根から育てたと思いますが、植え付けは10~11月が適期です。

花言葉の由来となったチューリップ大国のオランダの伝説、三人の騎士を思いやる美少女の物語をご紹介します。

昔々、3人の騎士たちにプロポーズされた女性がいました。
男性はそれぞれ「王冠」「剣」「財産」というように自分の魅力をアピールしました。「王冠」は名声、「剣」は強さ、「財産」は資産をあらわしているのでしょう。
心優しい女性は選ばれない2人を思いやり、結局選ぶことができませんでした。
しばらくして彼女は自らをチューリップの姿に変えるよう、花の女神フローラにお願いしたのです。
3人の騎士達が仲良くチューリップを育てていくことになりました。

「思いやり」がある人は、相手の立場になって物事を考えることが出来、また想像する力があり、相手の置かれている状況、その時の本人の心情について、その場面で一番その人にとって必要とされる手を差し伸べることが出来るのだと思います。
行動に移さず見守ることもあるかもしれません。一番その人を思いやった行動ならばそれで十分「思いやり」のある行動なのだと思います。

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