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ハイブリッド車と電気自動車

投稿日:2017年04月11日

こんにちは、サカです。

最近随分暖かくなってきましたね。私はコートをクリーニングに
出してしまいました。皆様はいかがですか?

この頃自動車は日産のノートe-POWERがヒットしているようです。
ただ、ノートe-POWERはハイブリッド車なのでしょうか?
この車は電気のモーターでしかタイヤを動かしません。
ガソリンエンジンはついているのですが、電気の充電にしか
使いません。
そもそも日産は他社がハイブリッド車を売り出すのに対して
電気自動車を売り出しました。それがリーフです。
充電池を利用してモーターで走るだけの純粋な電気自動車
です。日産も100%電気自動車と言っているので、ノートは
100%でないとしたらハイブリッドなのでしょうか?
リーフはゼロ・エミッションつまり走行中排ガスゼロをうたって
います。
電気自動車の歴史は意外と古く、販売された初の電気自動車は、
最初のガソリンエンジン車(1891年)の5年前に英国で登場した
そうです。初期のガソリン車は低速時の不安定さ等もあって
当初は電気自動車の方が有望視されていたようです。
でも、私は電気自動車について1つ疑問がありました。
それは結局充電する電気は発電所で化石燃料を燃やして
作っているなら同じではないのかという疑問です。
ただ、それも発電所での大規模発電はエネルギー変換効率
が高く、公害対策もしているし、原発の問題もあるものの
未来に向けて脱化石エネルギー発電を進めざるを得ない
ので、一番効率のよい電気は発電所から充電したものと
言えます。
なので電気自動車でできるかぎり充電した電気を使うのが
一番よい気がするのですが、いかんせん現代の充電池の
性能ではまだまだ航続距離はガソリン車にかないません。
そこで考えられたのがハイブリッド車なのだと思います。
元々のハイブリッドは電気とガソリンを使い、それぞれの
場面で効率のよい方を使い分けるものだったと思います。

しかし日産は、ノートe-POWERを“自ら発電する電気自動車”
と呼んでいます。でもこれでは常時ガソリンを使うわけでは
ありませんが、やはり排ガスが出ます。ガソリンエンジンで
直に駆動した方が効率がよい場面でもわざわざ発電して電気
でモーターを動かして走ります。なのでとても無駄がある
ように思います。むしろ効率の良い発電所の電気を充電しないで
それには効率では及ばない車載のガソリンエンジンでの発電
を助長させているようで疑問です。
できるだけ発電所の電気を充電して使うべきだと思います。
充電には時間がかかるというのならどこかの会社が提案して
いたようにバッテリースタンドや自宅で充電しないで、充電
済みのバッテリーユニットをレンタルして交換利用するように
すれば、あらかじめスタンドで充電済みのバッテリーユニットを
用意するようにすれば家庭での充電より設備も用意できるので
より効率のよい充電ができるはずです。
後は燃料電池車ですが、問題はいかに安全に効率よく水素が
用意できるかですね。水素と酸素から電気を発生させるわけですが
その水素を用意するのに電気がかかりすぎたら本末転倒です。

ちなみに「われはロボット」「ファウンデーションシリーズ」で
有名なSF作家の故アイザック・アシモフの有名な作品「鋼鉄都市」
では交通は全て動く歩道のようなシステムになってしまう社会
でした。そして地球の人類はあまり高速移動しないようになり
そうでない人類は宇宙へどんどん進出していくという世界が
描かれていました。

最近巷では通販の商品配送問題が話題ですが、某漫画のどこでも
ドアや某映画の物質転移装置ができると一番よいのでしょうが
簡単ではありません。
皆さんはどう思いますか?
ではまた。

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