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映画の話 『ラ・ラ・ランド』

投稿日:2017年08月04日

岡本です。

一昨日、TSUTAYAさんで映画『ラ・ラ・ランド』がレンタル開始されました。
公開当時とても話題になりましたが、なんだかんだ観に行く機会を逃してしまい悔しい思いをしたので、
今回のレンタルをとても楽しみにしておりました。

私は日頃から創作センスの引き出しを増やすため、こまめに映画鑑賞をしておりますが、
結論から言うと、自分の中でも稀に見る大傑作と言えるほどの名作でした。

『ラ・ラ・ランド』はミュージカル映画です。皆さんミュージカル映画はお好きですか?
私は『雨に唄えば』、『シカゴ』、『魔法にかけられて』などが好きですが、
冒頭からいきなり、それらの名画と比肩しうるほどの壮大なミュージカルで始まります。

何といっても画面も音楽も、映るもの全てが「美しい」です。
ですが私が思うにこの映画の真髄は、それらも含めて、
鑑賞者の共感を誘うようになっている「構成」でしょう。

簡単にあらすじを書きますと、
売れないジャズピアニストと女優志望のカフェ店員という、夢見る若い男女が、
ふと出会って恋に落ちるという王道ストーリーです。

割とよくある設定ですが、
よくありがち、即ち誰にでも共感できそうな設定と脚本を、美しいビジュアルで彩ることにより、

若き日の思い出を思い起こし、「もしも(if)、あの時、ああだったら、」
なんていう気分に浸ってしまうような構成になっているのが素晴らしいです。

さて、ifと言えば、私は近頃入社してからPHPやJavaScriptを学び始めました。
初めてのプログラミング経験ですが、基本の制御文(ifやfor)などは理解したつもりでおります。
その中でも、if文(もしも○○なら△△する)は頻繁に記述しました。

そして全ての人がそうだと思いますが、人生もifの連続です。

if(夢を追う){

   幸せを掴む;

}else if(別の夢を見つける){

   別の幸せを掴む;

}

私もこの映画を観て、今現在の自分はあの時思い描いていたifの一つなのだろうかと、
昔からよくあるJPOPの歌詞みたいなことを考えてしまいました。

ともかくそんな素敵な映画です。こういう作品があるから映画ファンはやめられません。
そして次回このような映画に出会える時は、是非とも女性と一緒に鑑賞したいものです。
完全にデート映画だとわかっていたので、当時観に行けなかったというのもあります。

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