投稿日：2017年12月06日

帰山です。
日本版はまだということらしいですが、MicrosoftのウェブブラウザであるEdgeが、スマートフォン向けのアプリとしてリリースされているようです。
Microsoftはなぜ今までスマートフォン向けに出してこなかったのか、ということはあるのですが。
ウェブコーディングをやったことがある方は誰でも感じることだと思いますが……
こんなことを思うのもどうかと思うのですが、困るなぁ、というのが私の正直な思いです。

Microsoftのブラウザはもともとインターネットエクスプローラーというものがありましたが、chromeブラウザなどと表示の仕方が違い、ウェブコーディングをしているとスタイルのズレがあったり。
javascriptでも、インターネットエクスプローラーとそれ以外で動きが違ったり、といった不具合が多々あります。
Edgeではそれは改善されたと言いますが、それでもまだchromeで動くものがEdgeで動かなかったり、ズレたり、というのは日常茶飯事です。
その差異を無くすために、工数が倍になる、ということもよくあります。

Microsoftのブラウザは、スマートフォンでは考えなくていいという所がまだ楽に考えられるところでしたが、Edgeのスマートフォン版がでるということは、それも怪しくなってきます。
Edgeのスマートフォン版では、他のブラウザとの差異が緩和されていることを祈るしかないですが。

どのような環境でも問題なく見ることが出来る、動く、というものを作るのはとても難しいとともに、だからこそそういった地味な部分にやりがいも感じます。
「インターネットエクスプローラーで動かない！」といった不具合をなんとか解決できた時は、それなりの達成感があります。