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キャッシュレス

投稿日:2019年08月30日

帰山です

10月から「キャッシュレス・消費者還元事業」というものが実施されます。

カード支払いやQRコード決済など、キャッシュレスで支払った場合に、支払った額の何%かがポイントで返ってくるという制度です。

制度として認知度が低い、複雑で分かりにくい、というような意見もありますが、なぜこういったことを経済産業省が行うのか。
それは、キャッシュレス化の推進、という目的のためだそうです。

キャッシュレス比率は中国や韓国では既に50%を越えており、アメリカでも40%を越えています。
それに対して日本ではまだ20%もキャッシュレス比率が無いとのことです。

造幣局で現金を作るのにも当然コストがかかります。
銀行などで言えばATMは今どこにでもありますが、ATMの維持、現金輸送費、人件費などで年間2兆円もかかっている、というような試算もあるそうです。

キャッシュレスはキャッシュレスで、セキュリティの問題などもありますが、それよりも現金の維持にかかるコストのほうが問題だということだと思います。
キャッシュレス化で浮いたお金が、消費者に別のサービスとして還元されれば、私たちにとっては嬉しいことでもあります。

そういった意味で、キャッシュレス化が遅れている日本の現状を変えるために「キャッシュレス・消費者還元事業」が行われるそうです。

自分自身、どんなものかと最近ようやくauペイをインストールしてみましたが、まだ実際の支払に使っていません。
現金離れは、なかなか難しいと感じます。

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