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ブルシット・ジョブ

投稿日:2021年12月14日 ビジネス

こんにちは。蔦谷です。
今日は先日見つけたビジネス本について書きたいと思います。
デヴィッド・グレーバー氏の「ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論」という本です。

まず、「ブルシット・ジョブ」とはなにか。
筆者であり、この言葉の作者でもある、人類学者のデヴィッド・グレーバーは、だいたいいつもこのように説明しています。
『あまりに意味を欠いたものであるために、もしくは、有害でさえあるために、その仕事にあたる当人でさえ、そんな仕事は存在しないほうがマシだと、ひそかに考えてしまうような仕事を指している。』

押さえておくべきポイントは、当人もそう感じているぐらい、まったく意味がなく、有害ですらある仕事であること。
しかし、そうでないふりをすることが必要で、しかもそれが雇用継続の条件であることです。

そんな仕事がどんどん増殖していっていること、かつ、そうでない仕事も、
どんどん「ブルシット化」の波が押し寄せているといった事態を危惧しなければいけないのかもしれません。

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