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紙媒体とデジタルデバイス

投稿日:2022年08月24日 ビジネス

こんにちは深川です。
常駐先で、紙媒体とデジタルデバイスでは紙媒体の方が内容が頭に入りやすいという意見が会議で出たので調べてみました。

プレゼン資料を紙媒体とデジタルデバイス、それぞれで閲覧し、内容をどれくらい覚えているかテストする実験では、紙媒体で閲覧した場合の平均正答率は、タブレットで閲覧した時よりも11%高かったそうです。また、計算間違いを見つけるテストでも紙媒体の方が正答数、正答率共にタブレットより高い結果になったそうです。
この違いの原因は、紙媒体とデジタルデバイスでは、脳の処理系が異なっていることにあると考えられています。
タブレットでみる資料は「画像的な理解」に向き、紙の資料は「言語的な理解」に向くとされています。
画像処理に優れている人は、タブレットでのテスト成績も良いので、どちらが理解しやすいかは個人差があります。ただ、この画像処理能力もデジタルコンテンツの普及で日常的に鍛えられる機会が増えてきているので、将来的には、紙よりデジタルデバイスの方が資料内容が理解しやすいという人も増えてくるのではないかということです。

業務の効率化を考えた場合は、闇雲にペーパレス化するのではなく、各々の特徴を踏まえた上で、どう業務に活かすか運用方法を整備することが重要だと思います。

以下が参考サイトです

https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO3113736030052018000000

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