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映像化と想像力

投稿日:2022年11月02日 ビジネス

帰山です

先日、「ロードオブザリング力の指輪」という海外ドラマを視聴しました。

有名な「ロードオブザリング」の原作小説並びに映画の、過去の歴史を扱ったドラマです。
Amazonプライムビデオのかなり注力している作品のようで、ドラマとはいいながら大作映画と遜色ない映像でした。

内容は個人的には非常に楽しめて、思わず映画「ロードオブザリング」をもう一度観てしまいました。

最近は動画配信サイトなどで、マンガなど原作コンテンツの映像化が非常に多くなったと感じます。
ずっと映像化を待っているファンからすれば、期待する部分もあると思います。

ただ、何でも全部映像化するのが本当にベストなのか、も考える必要があります。

映像化の色々なメリットデメリットがありますが、個人的に一番気になるのは、小説の場合、文字でしかイメージをつかめないがゆえに、読者それぞれが自由に想像して楽しんでいたものが、映像になることで共通のイメージに固定されるということです。
自分はハリーポッターの映画が公開された時に、一番それを切実に感じました。
映像の完成度が高いほど、個々人の想像力は抑えつけられていくのでは、という懸念です。

何か商品を作る場合、ユーザーに明確に使用方法を提示して、それ以外の用途では使わないでください。ということもありますが。
敢えて断片的なものを提供して、後はユーザーの工夫によって自由に使ってもらう。という形も、時には必要なのではないでしょうか。

ユーザー目線としては、説明書通りプラモデルを作るか、粘土で自由に立体造形を作るか、といった違いでしょうか。
もちろんどちらも良し悪しがあります。

多様性が尊重される社会であれば。
ものづくりにおいて完全なものを目指さず、ユーザーを信じて委ねる。という売り方も、今の時代見直されるべきではないかと思いました。

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