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与信管理

投稿日:2024年04月18日 ビジネス

こんばんは、深川です。
今週から新しい現場での業務となり、慣れないことだらけで慌ただしくしています。今の業務では、販売、会計、生産管理等の知識が求められます。本日は、与信限度額が議題にあがりました。聞いたことはあるけど、それが何かまでは説明できない状態だったので、この場で備忘録的に調べた内容を記載しようと思います。

はじめに、与信限度額とは何かというところですが、簡単に言えば、企業が取引相手から金額を回収できるように、取引金額に上限を設けた限度額のことです。多くの場合、取引先の総債権額を上限として設定するそうです。
売掛金や受取手形、未収入金等の債権がある場合には、与信管理が必要になってきますが、そもそもこれらの債権の違いは何かというと、

  • 売掛金→商品を販売した際に、将来代金を受領する権利
  • 受取手形→売上債権で手形を保有している状態(保有していなければ売掛金)
  • 未収入金→本業以外の継続的な取引によって生じた金銭債権(例)不動産の貸付で発生した賃料等
になります。

与信限度額の設定方法には様々基準がありますが、例となる基準を三つ紹介します。一つ目は、自社の準資金を基準とする方法、二つ目は、自社の売上債権を基準とする方法。三つ目は、取引先の仕入れ債権を基準とする方法になります。三つそれぞれの算出方法は以下になります。

  1. 与信限度額=自社純資産×一定割合(一般的に純資産の10%ほど)×格付けウェイト
  2. 与信限度額=自社売上債権×一定割合(一般的に純資産の10%ほど)×格付けウェイト
  3. 与信限度額=仕入債権(推定)×一定割合(一般的に純資産の10%ほど)×格付けウェイト
※仮に債権が回収できない場合でも耐えうる範囲を「一定割合」とし、取引先ごとに信用力を分析し格付けを行った結果を「格付けウェイト」と言います。

与信限度額等、会計知識などまだまだ分からない・知らない部分が多いので、今後もシステムだけではなく、そういった知識もつけていきたいと思います。

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