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トラッキング現象
投稿日:2025年06月30日 ライフスタイル
こんばんは、上野です。
今回は、トラッキングによる火事の危険性についてお話します。
皆さんはトラッキング現象について、ご存じでしょうか。
私は、恥ずかしながら、はっきりと認知したのは最近で朝のニュースで知りました。
トラッキング現象とは、簡潔に話すと、コンセントにほこりがたまることで発熱→発火する現象のことで、コンセントを使う私たちには身近な問題なのです。
では、なぜそうなるのかというと、以下のメカニズムで発生するそうです。
1.電源プラグとコンセントの間にホコリや埃が溜まります。
2.溜まったホコリが空気中の湿気を吸収し、電気を通しやすい状態になります。
3.電源プラグの電極がホコリに触れることで微小電流が流れ始めます。
4.微小電流が流れることで発熱が生じ、放電が起こります。
5.放電が繰り返されることで、ホコリが炭化し、電極間に導電路(トラック)が形成され、ショートが発生します。これにより発火する可能性があります。
個人的にこの現象で怖いのが、外出中に起こる可能性があるということです。
発火してもその場で消化できればいいですが、外出中はそれをするすべがありません。できるようになることには全勝しているかもしれません。
この現象の対策として、定期的な清掃、湿気対策、トラッキング防止カバーの使用、使わないコンセントの抜き取りが挙げられます。
定期的な清掃は湿気対策は普段の掃除のついでに行えるので、掃除している際についでにと思っているといいかもしれません。ただ、冷蔵庫や洗濯機等重くて動かせない場所にあるコンセントはトラッキングカバーを付けるのがいいのかもしれません。
私も前述した対策を全部できているわけではないですが、こういう危険があるということを知っておくだけでも変わるような気がします。まだまだ湿気はありますので、皆さんもトラッキング現象には気を付けていきましょう!