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冬の気分と「冬季うつ(ウインター・ブルー)」

投稿日:2025年11月26日 ライフスタイル

こんにちは。 牧田です。

本格的に冬になり、寒い日が多くなりました。 気温が変わると、自然と気分も変化しますね。

皆さんは、「ウインター・ブルー」または「冬季うつ」という言葉をご存じですか?
晩秋から冬にかけて、悲しく憂鬱な気分になり、無気力、疲労感、無力感を感じることが多くなる、これは「季節性情動障害」または「季節性感情障害」といわれるものです。

冬季うつは、一般的なうつ病と比べ、過食、過眠、そして体重増加の傾向があるそうです。 冬季うつの原因としては、日照時間の短さにあるとされています。 冬は日照時間が短いため、日光を浴びることで作られる、脳内神経伝達物質のセロトニンやドーパミン、モノアミンが減少します。 この脳内伝達物質は、脳を動かし、精神を安定させる効果があります。 そのため、日照時間が短い冬は抑うつを引き起こしやすい傾向になります。

冬季うつの対策としては以下が挙げられます。

  • 晴れた日はなるべく野外に出て太陽を浴びる。
  • ウォーキングなどの有酸素運動をする。
  • 肉、魚、大豆などアミノ酸トリプトファンが多く含まれている物を摂取する。

ウォーキングなどの有酸素運動は、セロトニンの分泌を促すほか、交感神経の活性を抑え、癒し神経である副交感神経を活発にします。
他に肉、魚、大豆などのタンパク質は、セロトニンを生成を生成するアミノ酸トリプトファンが多く含まれています。 これらの食品とビタミン、ミネラルの栄養素をバランスよく摂取することも大切になります。

寒さが増すほどに、気持ちが落ち込みやすくなるのは自然なことです。
もし悲しい気持ちが湧いても、自分を責めず、心と体を大切にして冬を乗り越えていきましょう。

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