投稿日：2025年12月04日 ビジネス ライフスタイル

こんばんは、上野です。

皆さん、最近こんな言葉を目にしないでしょうか。

「現金のみ」

私はここ数か月ロピアというスーパーを利用しているのですが、そこでは現金のみ支払いが可能となっております。また、朝のニュース番組でもこういった現金支払いのみのスーパーが増加傾向にあるというニュースを見ました。

なぜ今のデジタル社会において時代と逆流するかのような動きがあるんでしょうか。

調べたところ、物価高が背景にあることが分かりました。

まず、クレジットカード支払い等キャッシュレスは、支払い方法こそ拡張し利便性を高めるものの、その分手数料が発生します。カード会社も無償でやっているわけではないので当然ですよね。そのため、現金払いのみのスーパーは他のキャッシュレスを実装しているスーパーよりもいくつか安くサービスを提供できるわけです。

昨今、物価高が深刻に消費者の財布を悩ませることになり、消費者は節約の選択肢を迫られております。そんな中、数段安い商品があればかなり魅力的に映るでしょう。

そういった人間の経済的心理を読み取った戦略がこの「現金のみ」というわけです。

人々を取り巻く環境によって求められるものも変わってくる、というのは、サービスや技術を提供するものとして覚えておくべきことなのかもしれません。