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美術館と展示環境

投稿日:2026年06月02日 ビジネス

帰山です

先日2つの美術館に続けて行ってきました。
どちらも一部の作品以外は写真撮影OKの展示でした。

数年前は写真撮影は基本的にNGだったと思うのですが、最近はOKなほうが多いようです。
写真を撮ってSNSに掲載してもらうことで集客につなげる意図があるようですが。多くの人がカシャカシャ撮影しているので芸術鑑賞の雰囲気としてはどうでしょうか。
個人的には、スマホの画像よりも図録を買った方が後から読み返したときにより感動を思い返せるのではと思ってしまいます。

美術館は展示内容も大事ですが、それと同じくらい展示環境も大事です。
背景が黒か白かカラフルでごちゃごちゃしているかなどはもちろん、置く場所によって、作品の見え方は180度変わる場合もあります。
また、静かに邪魔されず自由に作品を鑑賞できるかどうか、が展示環境の良さの大きな要素の一つだと思います。
自分の住んでいる地域にも美術館があるのですが、いついってもすいているので、自分の中での美術館としての評価はとても高くなっています。

美術館側からしたら集客しないといけない理由はわかるのですが、人が多ければ多いほど展示環境は悪化するので、バランスが難しいですね。
なので自分は、図書館と同じで、美術館は採算などをあまり考えなくてもいい公的な施設としての要素がもっと大きくてもいいのではないかと思います。

オーバーツーリズムという言葉もあるように、観光地に行っても人が多すぎて風情が減るといったことも問題になっています。
今後は何を提供するかよりも、どういった環境で提供するか、がより重要になってくるのではないでしょうか。
貸し切りやファストパス、といった環境や時間をお金で買う文化がそれに近いかもしれません。

アプリやシステムについても、ユーザーが多い方が良いのか、少ない方がいいのか。
また、ユーザーは端末で操作しますが、それがどういった環境で操作されるか、家か、職場か、野外か、といった配慮も必要かと思います。

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