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河鍋暁斎の世界展

投稿日:2026年09月01日 レコメンド

帰山です

先日、神戸市立博物館に「ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界」展を観に行きました。

河鍋暁斎は江戸から明治の時代の絵師です。
一般的な知名度では葛飾北斎などよりは低いのかと思いますが、日本画の世界では有名です。

印象としてはとにかく絵が上手いという感想です。
画家なので当たり前なのですが、筆で線を描くのが上手い、という意味です。

一本の墨の線で、濃淡、太さ細さ、などによって立体感や質感が表現されるのですが、それが神業的に上手いです。
上手いとしか書けませんが、こればかりは文章で表現できるものではないので、絵を見てもらうしかありません。

河鍋暁斎は鬼や妖怪などの絵も描いており、こういったものは現代の漫画文化にも通じているのかもしれません。

ちなみに「ゴールドマン コレクション」というのは、イスラエル・ゴールドマン氏という絵画コレクターが、河鍋暁斎の絵を集めており、そのコレクションの展示という意味です。
凄い財力ですし、集めたものを展覧会に出してくれるのも素晴らしいなと思いますが、江戸や明治期の有名な絵師の絵は、かなりの数が海外のコレクターの所有になっています。
ボストン美術館の浮世絵コレクションなどが有名です。

それがいいか悪いかではありませんが、当時の日本人に、自国の芸術、文化、美術などを保存しようという意識があまりなかったんだろうと思います。

それは今でも変わっていないようにも思います。いかに新しいものを作って消費するか、ということが考えられがちですが。
現代に溢れている色々な物も、価値を見出してコレクションしておけば、百年後にはかなりの価値になっているかもしれません。
収集して保存しておく、という取り組みは、とても大切だと思います。

今のプログラミングされたソースコードなども、数百年後には芸術作品になっているかもしれません。

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