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Access 事前バインディング・実行時バインディングの違い
投稿日:2025年06月20日 テクノロジー
こんにちは、三田です。常駐先で、抽選応募者から当選者を決める用のAccessの改修作業に取り組んでいます。Excelを見に行く処理で使用するプログラムを読んでいて、「事前バインディング」と「実行時バインディング」の違いについて、知らないのではないかと感じたので、改めて自分でも理解度を高めるために調べてみました。
「事前バインディング」は、コードを記述する前に、参照設定をすることで、Excelなどの外部データをAccessで利用できる方法です。「実行時バインディング」より処理速度が早くなるメリットがあります。
一方、「実行バインディング」は、参照設定が不要で、コードを記述するだけで、Excelなどの外部データをAccessで利用できます。
他の人が作成したVBAの処理を見ると、この2つの違いを理解しないまま、外部データを参照する処理を記述しているプログラムをよく見かけます。例えば、参照設定を既にしているのに、「実行時バインディング」の方法で処理が記載されていることがありました。
この記事を読んで、Excelなどの外部データを参照する機能が、「事前バインディング」、「実行時バインディング」の2種類あること、設定方法が異なることを知ってもらえると嬉しいです。