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80年
投稿日:2025年08月13日 トピックス
帰山です
広島長崎に原爆が投下されてから、また終戦から今年の8月で80年になります。
80年も経ち、戦争の語り部がどんどん減っていっているということが問題になっています。
歴史を学ぶということはとても難しいことです。
歴史は膨大かつ複雑な多角的な情報の集まりだからです。
自分は、歴史を分析する上で以下の考え方が大事だと思います。
①必ず複数の視点から分析する
→太平洋戦争であれば、少なくとも日本、アメリカ、アジア、オセアニア各国の視点
②実体験の情報が重要
→原爆被害者の証言や、海外の戦地の証言等
③現代の価値観ではなく、当時の価値観で分析する
→当時の人々がなぜそういった選択をしたのか、当時の価値観、文化背景のもと、各人がどう考えたのか想像力を働かせる
上記の分析の上で、誰かが言っていることを鵜呑みにせず、最後は自分の価値観で考えることが大切です。
戦争は悪い、ということはもちろんですが。
なぜ悪いと言えるのか、二度と起こさないために何が必要なのか、は学んで考え続ける必要があります。
とはいえ、学者でも難しいことを一般人が行うことは困難です。
IT技術やAI技術を使って、そういった多角的な学びのサポートを行っていくことも大事だと感じます。
また、多角的に考えるということは、歴史だけでなく、仕事の中でも大事ですね。