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PowerQuery:結合の種類
投稿日:2026年03月02日 テクノロジー
岡崎です。
テーブルの結合の種類は基礎的な知識となりますが、実務で利用する機会が少なかったため、 いざ活用するとなると、どの種類を選べば良いのか迷ってしまいました。
改めて、PowerQueryを元に「結合の種類」について、まとめてみます。
PowerQueryとは?
Excelなどに搭載されているデータ加工ツールです。
CSVやデータベースなど、さまざまな形式でのデータ取り込み・加工が直感的な画面操作で実行できます。
結合(Merge・マージ・突合などとも呼ぶ)とは?
結合は、2つのテーブルを共通のキー(例:社員ID、商品コードなど)でつなぐ機能です。
ExcelのLOOKUP系の数式でも一部実現可能ですが、 より柔軟にデータ同士を組み合わせることができます。
また、データ件数が多い場合は数式だと処理が重くなるため、 PowerQueryの利用がおすすめです。
主な結合の種類
① 左外部結合(Left Outer)
最もよく使われる結合方法です。
左側のテーブルを基準にし、一致する右側のデータを追加します。
VLOOKUPとほぼ同じ動きです。
✔ マスタ基準で情報を補足したい場合に有効
② 右外部結合(Right Outer)
右側のテーブルを基準にする結合です。
✔「売上データを基準に、マスタ情報を付けたい」といったケースで有効
③ 内部結合(Inner Join)
両方のテーブルに存在するデータのみを取得します。
✔共通データのみを抽出したい場合に便利
④ 完全外部結合(Full Outer)
両方のテーブルの全データを残します。一致しない部分はNULLになります。
✔不一致チェックに有効
⑤ 左反(Left Anti)
左テーブルにあって、右テーブルに無いデータを抽出します。
✔未利用顧客や未処理データの確認に有効
⑥ 右反(Right Anti)
右テーブルにあって、左テーブルに無いデータを抽出します。
✔登録漏れチェックなどに有効
特に「左外部結合」「内部結合」「左反」の利用が一般的に頻出するようなので、押さえておきたいと思います。
