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万博の道案で使用されているアプリについて
こんにちは。牧田です。
ゴールデンウイークも過ぎて、早いことで2025年も半年が経とうとしています。
この前こんなニュースを見ました。
万博会場での案内 筆談より早い「しゃべり描きアプリ」が活躍!「難聴者や外国人に気軽に筆談のように使ってもらえるとうれしい
上記の記事は、現在開催されている万博で主に道案内に使用されているアプリについての話題になります。
このアプリは、スマートフォンやタブレットのマイクで話した言葉が文字として保存され、指でなぞるとその言葉が表示される機能の物になります。
世界各国から多くの人が来場する万博では、次々に道を訪ねる人がやってきます。
そんなときにこのアプリを使用して、地図画像とと組み合わせて使用する事でスムーズな道案内を可能にしている様です。
このアプリの開発には聴覚に障害がある今石晶子さんという方が生活の中で筆談をする際に感じた体験を元に作成されました。
このアプリ自体がを困っている人を助ける道具でもありますが、個人的にマイクに話して指でなぞるだけというシンプルな操作方法もユニバーサルデザイン的な観点から障害者、健常者、国籍等を問わず誰でも使いやすい物なのがとても良い点だと思いました。
ウェブサイトやアプリケーションのユニバーサルデザインについては、2024年4月より施行されている改正障害者差別解消法の影響によりデジタル庁から以下の様なガイドラインが出ています。
ユニバーサルデザインは、年齢、性別、障害の有無などに関わらずできるだけ多くの人が利用しやすいように設計する考え方です。 それはシステム開発で最も重要な要素の一つなので、こういった情報のアップデートも大切ですね。