ブログBlog

JCLについて

投稿日:2025年06月10日 テクノロジー

こんにちは。松宮です。

今回はJCLについて書こうと思います。

あまり聞いたことが無い方も多いのではないかなと思います。私も今の常駐先で初めて耳にしました。

正式名称は「 Job Control Language」ジョブ制御言語と呼ばれます。

ジョブとは流れ図やフローチャートで表現すると四角い図形で表す処理の部分(エンティティ)を指します。

メインフレーム(汎用機)において自動で時間が来ると前もって予定されていた バッチ処理が実行されます。

バッチ処理とは流れ図で言うと複数のエンティティが縦に並び 上から下のエンティティを順番に実行する一連の動きをバッチ処理と言います。

メインフレーム(汎用機)においてはJCLのソース内でCobolプログラムを指定して実行させます。

ただしCobolプログラムはそのままの状態(人間が可読な状態)のプログラムでは使用出来ません。 機械語に変更する必要があり、この変換作業の事を「コンパイル」と呼びます。 このコンパイルを行なうのもJCLを使用します。

コンパイル用のJCLのソースがありそのソース無いにコンパイルしたいCobolプログラムのプログラム名を指定し 実行する事でコンパイルされます。 JCLについて少しでもイメージして頂けましたら幸いです。

PAGE TOP