投稿日：2021年03月08日 テクノロジー

みなさんこんばんは。まだまだ寒い日が続きますが、春の兆しが見えてきました。ここからどんどん暖かくなっていくのでしょうね。寒いのが苦手なので春が待ち遠しいです。

クロマキー撮影で使われるグリーンバック。ふとどうして緑色なのだと疑問に思ったので少し調べてみました。

クロマキー撮影では殆どが人+背景などの合成になります。その際に肌色と近い色を使用してしまうと、人の肌色も一緒に透過され合成されてしまいます。
人の肌色はオレンジや赤といった色が近いです。そのため、赤やオレンジとは色相環的に反対の位置にあるグリーンが使われているのです。
つまり、グリーンでなくても、対象物とは正反対の色を利用すれば綺麗に撮影を行うことができるというわけです。
もし緑色が利用されたものを撮影し合成したい場合は、反対に赤やオレンジを利用すると合成することができます。ただし、合成する際のソフトも設定する必要があるので、設定し忘れには気をつけてください。