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ビリーのじゃない方のBootCamp

投稿日:2020年07月29日 テクノロジー トピックス

こんにちはサカです。
毎日暑いですね。ずっとマスクしたままなので一層暑いです。
コロナもいよいよ第2波到来のようですが、そんな中、皆様、お元気ですか?

それでは前回の続きで、AppleのMacの「Apple Silicon」への移行のお話です。 私にとって一番の問題は、BootCampがサポートされない事です。

Intel X86系Windowsが動かくなくなると仕事に使えなくなってしまいます。 かといってWindowsPCを使う気は毛頭ありません。さてどうしたものか?目下重要課題です。

ただ仮想環境での他のOSの使用を「Apple Silicon」でもサポートされるそうで WWDCでも「Apple Silicon」Macの仮想環境でLinuxが動いていたようです。

しかし私は以前に仮想環境で動くソフトでWindowsを使っていた事もありますが 速度が非常に遅く、互換性がいまいちだったりして、再起動する手間があっても BootCampのWindowsの方を使ってきました。

中にはMicrosoftのSurface Proを始め、いくつかのノートPCでARM系のWindows マシンもあるので大丈夫ではと言う話もあるのですが、あれはMicrosoft SQ1と 言ってマイクロソフトとクアルコムが共同で開発したSnapdragonベースのARM カスタムプロセッサであっていわゆるARM系であって、ベースが同じだけで、 Apple Siliconと同じメーカー、同じシリーズのCPUではありません。 もしMicrosoftが「Apple Silicon」をサポートしてくれたとしても各周辺機 ハードメーカーのドライバやWindowsソフトメーカーもサポートしてくれ ないと動きません。(OSが動いても各アプリもARM版でないと動きません) LinuxやUnix等はアプリがソースレベルで配布されているものはコンパイル して使うので問題ないのですが、WindowsやMacのアプリはほぼ100%はバイナリ配布 です。
BootCmapのように通常のIntel系Windowsのハードやソフト等の資産がそのまま 使えるというわけにはいかないのです。

だとすると仮想環境ソフトメーカーは「Apple Silicon」仮想環境で更に Intelチップをエミュレートするという案も考えるでしょう。しかし今まで Intelチップ上の仮想環境でIntel向けOSを動かすのも速度が遅かったのに さらにエミュレートすると使いものにならないのではと予想されます。

かと言ってARM版Windowsが動いてもドライバやMicrosoft以外のアプリが 揃わないのではとも思います。

最近年内とか来月にも新しいMacが発売されるという噂も出てきましたが
さてどうなるのでしょうか?
(新MacOS 11.0 Big Surもまだ先なので来月はあり得ないと思いますが)

それではまた!
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