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ソフトウェアと名前
投稿日:2025年06月06日 テクノロジー デザイン トピックス
どうもサカタです。最近はかなり暖かくというか暑くなってきましたね。
出勤の込み合う通勤電車では特に大変です。
このような季節の変わり目や温度変化はかなり体調にひびきます。
皆様の体調はいかがですか?
さて本日は名前のお話です。
もうすぐAppleのWWDC25が始まります。基調講演は、日本時間6月10日深夜2時スタートです。
WWDCとはWorldwide Developers Conference(世界開発者会議)です。
Appleの開発者向けのイベントで主にソフトウェアの発表等があるイベントです。
特にOSの新しいメジャーバージョンアップについての発表がメインとされています。
現在iPhoneのiOSのバージョンは18ですから、次のメジャーバージョンは19とされていましたが、噂では新しいバージョンはiOS 26のように西暦の下2桁を後ろにつける命名となるそうです。
また、それだけでなく全OSがその形式で統一され、MacOS 26、iPadOS 26、WatchOS 26、TVOS 26、VISONOS 26といった名前になるとの事です。
この方法はWindows95,98とかと同じですね。現在はWindows11でその命名方法はやめたのでかぶらないということなのでしょうね。
(74年後は2100年問題という事になるのでしょうか?iOS 100と3桁になるのかも。
でもその時に私は確実にこの世にいないので関係ないですが)
たかが名前、されど名前で、この名前というのは重要です。
日本には「言霊(ことだま)」(言葉に宿ると信じられている霊的な力)という言葉・考え方があるぐらいです。
特にソフトウェアのように物理的な形のないものをイメージ化させるには大事です。 商品名以外にも、コードネーム等の開発中でプロジェクト内での呼称等もありますね。
Appleは以前にDylanというプログラム言語の名称の件で、ボブ・ディラン氏から商標侵害で訴えられたりもしています。
私が以前に勤めていた会社では、企画の方がとあるソフトウェアシリーズの社内コードネームを 犬種名(例えばシェパードとかプードルとか)で命名して企画の仕様書を作ったのですが、 事業部長が犬が嫌いだったため、途中で木の種類(例えばオークとかチェリーとか)の変えなければいけない事になって 書類を全て直さなければならなくなって大変だったなんて話を聞いたことがありました。
また開発者やプログラマーの中にはマニアックな人がいて、色々な別のものをヒントにしたり、ちなんで名前をつける事も多いようです。
インターネットの通信プロトコルのTCP/IPの利用できるIPアドレスの数が枯渇するという事で次世代のTCP/IPが開発されましたが、 今までのものはIPv4であるのに対して、次世代のものはIPv6と呼ばれていますが、開発当初はIPngと呼ばれ、 これはIP next generationの略で、開発者のスタートレックファン(いわゆるトレッキー)がスタートレックの2作目のテレビドラマシリーズ のStar Trek: The Next Generationから名前をつけたという話も聞いた事があります。
皆様はどう思いましたか?
それではまたのお話で。